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入れ歯をなくしたのですが無料で作り直せますか?

2019年11月25日 (月) 16:19

 

時に「入れ歯を紛失した」と患者さまよりご相談頂きますが、入れ歯を再度作り直す場合は無料で制作することは出来兼ねてしまいます。入れ歯は常に使用していれば紛失しにくいアイテムの1つですが、ふと外した時に無くすことの多い入れ歯を紛失した場合には、代用品で賄うことは困難であり、新たに入れ歯を作製するまで、費用と時間が必要となります。そこで今回は、入れ歯を無くさないように、気を付けたい注意点などを詳しくご紹介します。

 

▼入れ歯を紛失するシチュエーションは?

入れ歯を紛失するシチュエーションは意外にも身近な場面にあり、注意しましょう。

 

【シチュエーション1:普段外さない場所で外す】

ランチ後、レストランの化粧室で入れ歯をさっと水洗いした際に、急いでいたために洗面台の上に置き忘れてしまう。

 

【シチュエーション2:CT撮影時にティッシュにくるむ】

CT撮影やレントゲン撮影時には金属を含む入れ歯も外さなければならないケースもあり、その際に用意されているティッシュで包む、または紙コップに入れ歯を入れて撮影することも多く見受けられ、そのまま紛失してしまう。

 

【シチュエーション3:どこに置いたか忘れてしまった】

入れ歯専用の容器を用意していないため、自宅で外した際に紛失してしまった。数日後に入れ歯を発見するものの、入れ歯は乾燥に弱いために、変形してしまい、入れ歯を装着すると痛みを感じるようになった。
▼入れ歯の紛失を防ぐためには?

入れ歯を紛失してしまうと、代用品などもないために、新しい入れ歯が出来上がるまでの期間、食事が思うようにできなかったり、上手く言葉を発音しづらくなったり、生活に支障がでてしまうために、入れ歯を紛失しないように対策しましょう。

 

【入れ歯紛失の対策1:ティッシュで包まない】

ゴミと間違えて、捨ててしまうリスクも伴うために、入れ歯をティッシュで包むことを避け、やむを得ず外す場面がある場合は、ハンカチに包みましょう。

 

【入れ歯紛失の対策2:入れ歯専用の容器を用意】

入れ歯を外す時間が長い場合には、入れ歯を保管する専用の容器を用意しましょう。

 

【入れ歯紛失の対策3:入れ歯を外したら、すぐに戻す(口腔内or容器)】

入れ歯を予定外に外した場合はすぐにまた装着する、または容器に保管するように意識し、習慣付けましょう。

 

▼保険診療の場合には条件がある?

入れ歯を紛失したために、新たに入れ歯を保険診療で作製する場合には、前回の入れ歯作製から6ヶ月以上経過していることが条件になります。たとえ入れ歯を紛失したとしても、作製から6ヶ月似内に紛失した場合には、保険診療適応となりません。

 

以上、今回は入れ歯を紛失した際の費用、及び注意点などについてご紹介して参りました。紛失した際も費用は自己負担となるため、入れ歯の紛失をしないための対策を行い、未然に防ぎましょう。

 

 

 

カテゴリー: 入れ歯の作り直し

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